こんにちは。スタイリストの神長倉です。
1月も今日でラスト、明日から2月。毎度のことですがあっという間で、ボーッとしてられませんね。笑
さて、今日はパーマの乾かし方について。
たまに、パーマをかければ何もしないでスタイリングが完了すると思われている方が居ますが、それは間違いです。
逆にすごい手間がかかるっていうのも少し違いますが、パーマにはパーマなりの乾かし方があります。
今回はウェーブが比較的強く出るスタイリング順にご紹介。
まずは、
【自然乾燥】
現在、ajan-totoでかけさせて頂いているパーマに関しては、基本的には髪が濡れている状態の時に1番強くウェーブが出ます。(ちなみにウチのお店に限らず世の中の大半のパーマはおそらくコレです。)
自然乾燥のやり方は読んで字のごとくですが、単純に、濡れた状態でほっとく。のみです。笑
コツとしては、濡れた状態と言っても、あまりビシャビシャだとなかなか乾かないので、しっかりタオルで水気を取って、ボサボサのままではなく形をある程度整えてから放置する事です。
補足としては濡れた状態で、ムースなどのスタイリング剤をつけたり、乾いてからワックスで仕上げてもらうと完璧です。
次に、
【ハーフドライ】
髪質、髪の長さによっては100%自然乾燥だとなかなか乾かないので、半分くらい乾かして、最終的には自然乾燥でワックスなどで仕上げる方法です。
コツとしては乾きにくい、根元付近。特に耳周りから襟足を先にドライヤーで乾かす事です。
どこまで乾かすかによってウェーブの強さがコントロールできるので、個人的には、あらゆるパーマスタイルで現実的に一番再現性のある乾かし方ではないかと思います。
そして最後に、
【完全ドライ】
最後は全部乾かして仕上げる方法です。
ハーフドライ同様、根元付近から襟足にかけて乾きにくい部分から乾かして、毛先の方は軽くねじったり、握ったりしながら乾かします。
1番ウェーブはダウンしやすいですが、逆に自然な毛先の内巻きや、アイロンで巻いたような質感は再現しやすい乾かし方かと思います。
以上がざっとパーマの乾かし方になります。
全ての乾かし方に共通しますが、
基本的には、スタートは一度濡らしてもらうのが、よりキレイなウェーブを出すのには必須です。本心は、シャワーでざぶっとが1番いいんですけど、難しければ、水スプレーでもいいので。
そしてスタイリング剤もつけるのはマストです。パーマはそもそも重力と逆らってウェーブをつけてるので、少しでも再現性を持続するためには必須かと。パサつき防止のためにも。
言葉で説明するのはなかなか伝わりにくいかもしれませんが、参考までに紹介させていただきました。
さらに詳しくは直接お話させて頂ければと思います。
では、今回はこのへんで。