こんにちは。 スタイリストの神長倉です^ ^

 

突然ですが、

『今年はどんなヘアスタイルが流行るのか』

少し気が早い感じもしますが、春夏へ向けて、

更に1年を通して、今後のヘアスタイルの参考にして頂ければと思います。

 

昨年からの流れで、引き続きウルフ、レイヤー系のスタイルが増えていくような気はしますが、今回は最近良く聞くもう一つのスタイル。

【ハンサムショート】

に関して、僕なりの解釈を少し。

 

ネーミングにセンスをあまり感じませんが、最近良く聞くワードなので、あえてそのまま書いておきます。笑

まずは、ハンサムショートを意識してスタイルを切ってみました。

こんな感じで仕上がりました。

 

僕なりのハンサムショートの解釈のポイントは、まずは前髪のデザインにあるかと思います。

ハンサムと言うと、かっこいいとかクールなイメージがあるかと思いますが、

例えば写真のスタイルを逆に前髪を下ろして横に切ると、どちらかというとハンサムというよりはかわいい印象になりがちかと思います。(一概に言えない部分もありますが。)

なので、今回はハンサムというならとことんハンサムに!という事で前髪の長さを長めに設定して切ってみました。

 

次にハンサムショートのネーミングについて。

ハンサムという今時あまり使わない言葉をあえて今使う意味を、

今回は切り方と連動させて考えてみました。

その切り方とはそのもの自体がどちらかというと特に若い世代のスタイリストには馴染みのあまり無い、少し古い印象のある、

横から切るサイドグラデーションという切り方をベースに今回は切ってます。

 

ハンサムという今時あまり使わない言葉と少し古い印象のあるサイドグラデーションを結びつけて考えた結果、今回の仕上がりにたどり着きました。

 

更に、このスタイルのもともとの特徴から、よりハンサムさを強調させています。

その特徴は、後ろに流しやすいスタイルだということ。

前に毛先が流れるスタイルより、長めの前髪をかきあげるような雰囲気が、個人的にはやっぱりハンサムかなと思います。

 

少し専門的な話になってしまいましたが、以上がざっくり、切り方も含めて、ハンサムショートの僕なりの解釈です。

もちろん人それぞれの考え方があるかと思いますが、

ハンサム、かっこいいなどの、スタイルの持つ印象には必ず理由があり、

それを元に、シルエット、切り方を選ぶのが、

最大限、そのスタイルの良さを引き出す肝にになると考えています。

 

たまにショートが似合わないと一方的に思い込んでいる方がいらっしゃいますが、

ショートも切り方でだいぶ印象が変わります。

必ずしも似合わないとは限らないと僕は思います。

 

長くなりましたが、さらに詳しくは興味のある方は直接お話しさせて頂ければと思います。

ハンサムショート含めて、ショートヘアのご相談、なんなりと。

では、今回はこの辺で。