こんにちは。スタイリストの神長倉です。
本日は、満員御礼。ありがとうございました。
今年も残すところ僅か。切り納め、染め納めまだ間に合います。
連休は明日はいっぱいですが、月曜日はまだところどころ空きがあります。よろしくお願いします。
さて、
混雑してくる時期という事もあり、居ないとは願いますが、予約が取れなくて、つい安売りのお店や自分で染めちゃおうと言う方が、
もし仮に居たとしたら、、、
その前に読んでいただけたらと思って書いてみようと思います。
安いのには理由が必ずあります。
今日はその理由の中でも薬剤のお話。
一般的なアルカリを用いたカラー剤には、1液と2液が存在します。
ajan-totoでは、明るくしたり暗くしたり用途に合わせてどちらも必要最低限の薬剤のパワーを使って、目的の色に染色しています。
結果から言うと、
根元の新しく伸びてきた比較的健康な髪に使うべき薬剤と、
何度かカラーを繰り返した履歴があり、ダメージが少なからず残っている髪に使うべき薬剤は違うんです。
これは、既にやってるお店からすれば本来当たり前と言えば当たり前の話なんですが、
残念ながら、少なからず根元と毛先を塗りわけ無いで染めているお店も僕の知る限り存在するようです。
それが必ずしも安売りのお店がそうとは言いませんが、
塗りわける手間をどう捉えるか。
安いけど手間暇かけて塗りわけるか、否か。
ちなみにそうは言ってもそれぞれの仕上がりはどうなのか?
極論、特に白髪染めに関して言うと、
塗りわけなくても、ぱっと見大差はなく同じような仕上がりになります。
矛盾しています。が、結果はそうなんです。
では、塗りわける意味はなんなのか?
答えは其の場凌ぎかどうか。
これが究極すごい大切な事なんです。
塗りわけなくてもその時だけ良くても、
それを続けて行く事で、1ヶ月2ヶ月後、さらに1年2年後に、
色持ちダメージに必ず差を感じると思います。
ちなみにajan-totoでは仮に根元の新しく伸びてきた髪に使う薬剤が100だとしたら、
毛先は3分の1以下のパワーの薬剤で染毛している場合が良くあります。
3回分のカラーのダメージを1回のカラーで与えてしまうのか。
其の場凌ぎではなく末長く担当させて頂くためにも、塗りわけは必ず必要な事なんです。
専門的な話は少し難しいですが、なんとなくイメージして頂けたでしょうか?
とは言え、年末混雑している日が続いています。が、まだ間に合います。
特に平日、空きがありますので、よろしくお願いします。
神長倉